リスクを把握してアクションを選択する道もある
「リスク」
一度ならず、頻繁に聞くこの言葉。
日本人はネガティブなイメージでとらえがちですが、実際はどんな意味を持っているのでしょう?
日常会話においてのリスクとは、「危険」と捉えられる事も少なくありませんが
実際はどうなんでしょうか。
日本語では「危険」などと訳されることもあるが、「危険」では「可能性」という概念が十分に表されていない。上記OXFORD英英辞典の定義のとおり、リスクは「悪い事象」ではなく「悪い事象が起こる可能性」であるから、悪い事象の「重大性」と「可能性」のマトリックスによって「リスク」の大小が決定づけられることとなる。語源であるラテン語の「risicare」は「(悪い事象が起こる可能性を覚悟の上で)勇気をもって試みる」ことを意味する。 引用ーーWikipedia「リスク」
この他、「良い事が起こる可能性」もリスクの定義に含むべきだとの記事もあることから実際にアクションを起こした後に、他の事象が起こる可能性を示しているとも言えます。
自己改革においてもこのリスクは存在しますが、「良い事象が起こる可能性」を秘めています。しかしそれは、正しい選択をした場合に限りますので、選択には注意をしなければなりません。
自己改革におけるリスクとは「時間」、「お金」、「健康」の三つを主要軸と考え
この中で「健康」は、リスクとして選択しない事をお話ししています。
自己改革の実践に関わらず何か行動をするときには、「時間」というリスクは必ずついてまわります。
また市場経済の中で生活している限り、「お金」というリスクもついてまわってきます。
当然、この二つのリスクを最小限にし、効率を最大限にすることが望ましいのですが
10人が同じアクションをしても、10人の結果とリスクは違ったものになってきます。
それは、僕たちが個々違った個体であるからとも言え、自己改革の本質とも言えます。
個々が違うという事は、すなわち「人生の目的」や「考え方」がそれぞれであり、同じ行動をしたとしても、手順が異なっていたり、使用する時間、使用するお金も変わってくるので
その後のリスクを考えた時にも、リスクは違ったものになってきます。
リスクを考えた時、「健康」というリスクもあるというお話しをしましたが
何をするにしても、自身の身体がないと何もできないのですから、そのことを考慮すれば
「健康」をわざわざ害するアクションを取る選択は、意味のない選択だと理解できると思います。
アクションをする時には、それに伴う「リスク」を考えた上での選択がとても重要であり、
そのなかで「健康」を損なうリスクがあるのであれば、その選択肢は捨て、「時間」と「お金」の
リスクが最小限で効率的な選択をしていく事が望ましいのではないでしょうか?